鍼灸師の体つくり

10360701_714111925352427_5643909719830887650_n鍼灸師としてカラダ作りのために行なっていることをまとめてみます。

治療のある日は、毎日だいたい次のようなことをやっています。

  • 瞑想とストレッチ
    治療は微細な感覚を追うので、思考のノイズを小さくしなければなりません。
    そのため「瞑想」を日常生活に取り入れています。
    また体全体がスムーズに動かせるように「ストレッチ」も行なっています。
    これも決まった動作を無意識に行なえるようになると、瞑想のように心が鎮まります。
  • 気の感覚をつかむ

    治療では「気」というものを扱うので、それを感知する訓練も重視しています。
    気は「生命エネルギー」のようなものですが、電気、磁力、熱とよく似ています。
    そのため理科の実験回路のように「銅線上の電気の流れを指先で追う」と訓練をしています。
    コードは絶縁となっているので、常識的にはコード越しに電気は感じられません。
    しかし続けていると、何となく「引かれるような」独特な感じがつかめるようになり、そうなってくると体を流れる気についてもわかるようになってきます。
  • 触覚を鍛える

    気という不確かなものを扱っているので、治療効果を把握するために筋肉や内臓の異常を見分けられるように「触感」を重視しています。
    訓練は「学習ノートの表紙裏に髪の毛を置き、反対から30枚のページ越しに髪の毛の位置を探す」というものです。
    5ページ目くらいから出発して、時間をかけて少しずつ間のページ数を増やしていきました。
    今はダンボール紙様の表紙越しに、髪の毛を探していますが難しく、まだ打率3割くらいです。
    この感覚が研ぎ澄まされると、触れただけで痛みの出ている場所やかつて傷めた場所などが何となくわかるようになります。
    また患者さんの皮膚にやわらかく触れるために、爪切りではなくヤスリで爪を磨いています。
  • 食事
    満腹になると触感や気感が鈍り、眠くなって集中力が落ちてしまいます。
    そのため治療のある日は朝と昼は食べずに、仕事のあとに夕食のみをとるようにしています。
    アルコール類も疲労を感じた時にお猪口程度の漢方薬酒を飲むことはありますが、日常で飲酒することはほとんどありません。

こうして列挙すると何だか修行僧のようですが、日常の習慣にすると不便を感じることなく、自然に行なえます。
健康にも良いので、日常生活でやるべきことは十分に行なえていることを実感しています。