うつ病

60代の男性です。
落ち込みが激しく、眠れないとのことで来院されました。


昨年、高齢の両親が相次いでなくなり、気持ちの落ち込みが続いているとのことでした。
症状は外出することが億劫になり、息苦しく、心臓がドキドキする。
夜も色々考えが出て、眠れない、とのことでした。
循環内科で心臓の検査を受けましたが異常はなし、心療内科でベンゾジアゼピンという睡眠薬とSSRIという抗うつ剤を数ヶ月飲んでいるとのことでした。

触診してみると全身に強いコリ感があり、頭、首、肩、腰、下肢が緊張で硬くなっていました。
鍼灸で全身のコリを緩めていくと、体が軽くなり、眠気が来たとのことでした。
治療後、少しずつ気持ちの落ち込みが減り、薬を減らしていくことができるようになりました。
一度だけ夜に胸が苦しくなり、救急外来を受診しましたが異常はありませんでした。
そして3ヶ月ほどすると向精神薬は全てやめる事が出来、趣味のサークルを再開して元気に過ごせるようになったとのこと。
時間がかかりましたが、お元気になられてホッとしました。