基本のアロマ

アロマを実践している知人から基本を教えてもらったので、備忘録としてここに残してみます。

自然薬として働くハーブ
人は自然界の物質を取り入れることで、全体のバランスを取り、恒常性を維持しています。
西洋薬はそれを純化させたもので、漢方などの東洋薬は自然に近い形で取り出したものになります。
東洋薬は日本漢方、中国医薬、インドのアーユルベーダ薬、西洋ハーブなど世界中にあります。
アロマは西洋ハーブに含まれ、植物を蒸気に当てて抽出した揮発成分の「精油」を用いて行なわれます。
精油はマッサージで体に擦りこんだり、湯船に入れたり、軟膏や湿布にするなどして使われ,粘膜を通して人体に吸収されると、ちょうど漢方薬のように特定の効果を示します。

基本となる10の精油
どのような症状に適応するのかは、伝統的に伝えられたものを参考にし、臨床経験を重ねるごとに工夫を加えていくようです。
近年は中国医学の陰陽五行という哲学を応用して、鍼灸や漢方と組み合わせて用いる先生もいらっしゃるようで奥の深い世界です。
私は基本的な10の精油について教わりました。

レモン
やや酸に傾いた反応性の強さが、体内不純物の除去や抗酸化などに働きます。
飲み物やお菓子と相性が良いので、それらに垂らして用います。

ラベンダー
鎮静効果のあるハーブで、万能的に用いられています。
不調を感じる部分に直接刷り込んで用います。

ペパーミント
覚醒作用があり、意識をシャープにしてくれます。
また東洋の生姜、ジンジャーに近い性質を持っていて、体にこもった熱を散らしてくれます。
頭を使いすぎた時の頭痛などにも効果があります。

ティートリー
抗菌作用の強いハーブです。
虫刺されや水虫などの皮膚疾患には直接塗り込むと効果があります。
掃除の時にも使えます。

オレガノ
これも抗菌作用が強く働くハーブです。
ティートリーよりも強力なので、少量を用いるようにします。
料理などにもほんの少し加えることで、魚毒などへの予防になります。

オンガード
抗菌性のハーブですが、他と比べると免疫力を上げる方向でソフトに働きます。
子供部屋にスプレーしたり、口内炎ができた時のうがい液として使えます。

ゼンジェスト
胃腸に働くハーブです。
二日酔い、胃もたれ、便秘などに効果があり、食後の飲み物に数滴垂らして使います。

イジーエアー
肺などの呼吸器に働くハーブです。
疲れて息苦しい時、喘息の時などに用います。
飲み物に垂らす他、直接、患部に塗っても用います。

ディープブルー
抗炎症作用を持つハーブです。
運動後の前後の筋肉の炎症予防、痛みやコリなどで使います。

フランキンセンス
フレッシュな木の香りを持つ万能ハーブで、オイルの王様という呼び名を持っています。
癌やリウマチなどの難治性疾患にも使われ、何を塗ったらわからないという時に使われます。

アロマは、いわゆる西洋の生薬と言えるもので、東西両地域が独自の自然療法を発達させていることは興味深いと思っています。
この分野は奥深いものがあり、鍼灸の片手間に手を出すのは難しそうですが、少しずつ学びを深めていきたいと考えています。