歯周病

全身のメンテナンスで見えられた60代女性の歯周病も治療しました。

歯の隙間で繁殖する微生物
歯周病は歯の隙間などで微生物が繁殖して、炎症を起こしたものです。
歯科医では隙間の清掃、抗生剤の塗布などが行われています。
雑菌などは元々口腔内で人と共存していますが、不摂生やストレスなどで免疫系が弱ると繁殖してしまいます。
この方は歯科医での治療を受けていましたが、思わしくないようでした。
鍼灸では炎症を抑えるための治療点を口や肩口にとって、ハリを当てました。
左奥歯あたりにあった熱感が消失し、そのまま炎症が治まりました。

ハリでできること
ハリでできることは、筋緊張の緩和と炎症の抑制の2つだけです。
だけどこの2つで大抵の病気に対処することができるとも感じています。
ストレスなどで緊張が続くと筋肉が常時働いているので慢性疲労となり、筋に引っ張られた骨は変形します。
足裏の接地面から流れる重力は、変形部分で滞るので、そこが痛くなります。
痛い部分を庇っていると、他の部分にも痛みが波及して全身が歪んでいきます。
内臓も緊張は大敵です。
自律神経と連動している内臓はストレスで機能が低下し、お腹や背中の筋緊張で血流が悪くなります。
すると免疫機能と消化機能が低下し、消化器の潰瘍が生じて、癌に至ることもあります。

鍼灸はこうした病の悪化する流れを断ち切る効果があります。
病には段階があるので、どのような病気も一瞬で治癒することはできませんが、それぞれの段階に応じた効果があります。
炎症についても同様です。
炎症は外敵やアレルギーなどの免疫エラーで生じるものですが、ハリの刺激で抑制することができます。
ただし炎症についてはまだわからないことが多く、ハリで出せる効果というものにも確信には至っていません。
それでも少しずつできることを増やしていきたいと考えています。