疲労

hirou疲労は治療室では頻繁に見かける症状です。
糖尿病や甲状腺の不調で起こる内臓疾患もありますが、ここでは一般的な疲労についてまとめてみます。

人は日常生活で気を張ったり、運動不足あるいは過剰によって、筋肉が緊張して縮こまります。
すると血流が悪くなり、疲労物質が貯まり、体がだるく、頭が重くなります。
人には自然治癒力があるので大抵は数日で治っていきますが、中には慢性化して疲れが取れないこともあります。
初めは肩甲骨の間におもだるい感じがし、肩コリ、首の痛みが現れます。
そして上に進むと頭痛や眼の痛み、下に進むと腰痛やお腹が冷えて月経痛などが生じます。
表面の筋緊張は下にある内臓の血流も悪くするので、間接的に内臓疾患にも関わっているのではないかと考えています。

30代の女性が疲れが溜まって苦しいと来室されました。
この方も気を張る職場で、長時間の仕事を続けておられました。
その結果、首、背中、腰が板のようにパンパンに張っていて、普通に座っているだけでも苦痛を感じているようでした。
体には十分な力があったので、ハリで軽く刺激すると体のコワバリは解けていきました。
治療が終わると頬に赤味が差し、笑顔が出て気になる症状は落ち着いたようです。

しかし疲労は慢性化すると中々やっかいです。
鍼灸で一時的に回復することはできますが、なるべくセルフケアのために適度な運動、バランスの良い食事、心を落ち着かせる瞑想やストレッチを勧めています。
生涯付き合う大切な体なので、自身でメンテナンスしていただきたいなと思います。
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