イベントでの出張治療

時々、イベントで出張治療をすることがあり、いつもと違う雰囲気を楽しんでいます。
イベントに出向いてこられる方々なので、比較的若く、元気で、町外の方が多く見られました。
症状は肩コリ、腰痛、そして慢性状態が続く難病の方です。

肩コリは首、背中がカチカチになっていて、慢性的な疲労状態にある人を多く見かけました。
やや前かがみ気味にパソコン操作をしていると、頭の重さで首がこり、それが頭痛や肩コリの原因になります。
またパソコン操作は腕の付け根の神経が通る道筋を圧迫して、腕の重だるさやシビレを引き起こすことがあります。
こうした症状にハリは即効性が出やすく、すっきりしたような顔立ちで帰っていかれる姿が印象的でした。

腰痛などは肩コリに比べると、深刻度が大きい方が見えられました。
腰痛といっても、実際に痛んでいる範囲は背中の真ん中くらいから、腰そのもの、仙骨の付け根など幅広く見られます。
実際は触診をしながら探していくのですが、今回は時間との勝負なのでなるべく姿勢から探すようにしました。
だいたい痛い所を庇って、ぎこちない姿勢になるのである程度の予測はつきます。
今回は仙骨まわりに強い痛みが出ている方が多く、それらを治療していきました。

慢性疾患の方は、生命に別状はないのですが、日常に不快を感じておられました。
ハリにできることは全身を整えながら、体がどのように反応していくのかを見極めていくことです。
予後の予測は難しく、一度だけでどれほど効果を出せるかはわかりませんが、祈るような気持ちでハリを当てていきました。

治療室とは違った雰囲気で臨めるこのような機会はありがたいと感じています。