旅したハリ

予定していたイベントで出張治療してきました。
ここは昭和5年に建築された医院で、平成10年頃に閉院、その後は有志のボランティアが維持してきました。
old clinic inner old item
縁側や渡り廊下がある室内に当時流行していた洋風建築をアレンジし、室外には立派な日本庭園も備えているもので、民間が維持している文化財としては出色とも言えるものでした。

この日は様々なお店が集まって1日限りのイベントを開催します。
cafe lunch box bread item seller
カフェが丁寧に入れたコーヒーを、レストランが腕によりを掛けたランチボックスを、天然酵母から手作りするパン屋さんが心を込めて焼いた自家製パンを、自然雑貨を扱うショップは選りすぐりのナチュラル雑貨の数々を提供しました。
更には体験型のワークショップやファゴットコンサートがあり、疲れた体には刺さないハリ治療が受けられるなど1日いても飽きない、盛りだくさんのイベントが凝縮していました。
そのせいかあいにくの雨にも関わらず、駐車場には車が溢れ、室内には大勢の人が訪れる、大盛況となりました。
touch acu light board
ハリの方も予想以上に色々な年齢の方が見えられました。
いつもの治療室とは異なり、1人20分程度の時間で、素早く治療し、数もこなさなければならないので、集中を切らさずに進めていくのは勉強になりました。
この集中は、最近のテーマにしていた「患者さんの体と話すような状態」が起こりやすく、ぼんやりした意識の中で手が自由に動き、この状態を作る集中のバランスについて研究することができました。
これは望外の喜びで、時間を作って出席して良かったと思いました。

終了後はスタッフ全員が集まって記念写真を取りました。
昭和を思わせる建物はそのままでセピア色の郷愁を感じさせるもので、さながら「法事に集まった親戚」のような居心地の良さと一体感を感じさせました。
楽しく、充実した一日を過ごすことができて、主催者やスタッフの方々には感謝しています。
all stars up