うつ病

うつ病

うつ病の人は時々来室されます。
人によって転帰は異なるのですが、幾つか症例を挙げてみます。

60代の男性は近しい身内の方が立て続けに亡くなられたショックで鬱病になり、心療内科に3年ほど通院されているとのことでした。
元々ギックリ腰の治療で来室されたのですが、そちらはすぐに治ったので鬱病の治療をすることになりました。
うつ病の場合は、頭の辺りに気の流れが悪くなっていることが多く見られます。
それを解消して他に首、肩、肩甲骨付近にある強いハリを順次緩めていきました。
心の治療はギックリ腰のように簡単には行きませんが、薄皮をはぐように良くなっていきました。
段々と顔色が良くなり、笑顔が出てきて、浅かった呼吸が深くなり、1年後には休止していたサークル活動も再開して見違えるように元気になり、心療内科を卒業されました。

50代の男性は数ヶ月前にショックな出来事を経験し、以降、不眠と気分の落ち込みで悩んでいるとのことで来室されました。
奥様がうちにみえられていて、その紹介です。心療内科などには通院していませんでした。
この方は首のあたりに気の滞りがあり、背中の胸椎周囲に強いハリが出ていました。
それらを取ると1回目の治療後から眠れるようになり、気分の落ち込みも減ってきました。
2回目で症状がほとんどなくなり、3回目で略治としました。
発症後、時間がたっていないことと、症状が軽かったことが幸いでした。

治療室には、時々うつ病をこじらせて統合失調症と診断される方も見えられますが、そうした方は早期の治癒は難しく、どうしても時間がかかってしまいます。
精神疾患に鍼灸は効果があることを実感していますので、心の風邪を引いたかなと思ったときは早いうちに近くの鍼灸院を訪ねてみて下さい。
特にこの鍼灸院が近くにあればきっと力になってくれると思います。