ホログラムとシャーマニズムの世界

kachina_spirit_petroglyph

症例を書こうと思っていたのですが、最近興味を持っていることを少し書いてみます。
大体、いつも2~3つくらいのものについて考え続けていて、今は薬、南米、シャーマニズムにがテーマになっています。

薬は人体で様々な作用を引き起こしますが、どの薬も血液を通じて全身に影響を及ぼすことになるので、標的となっている器官以外について予測もしなかった副作用が出ることがあります。
また子供と大人、お年寄り、そして臓器の状態など個人差が激しく、それらを考慮して処方している形跡があまり見られないこともあって、よほどのこと、つまり薬の副作用を上回るような危機的状況を改善するのでなければできるだけ飲まないほうがいいのではないか、という結論に傾いています。
薬は色々とややこしく、まずエヌセイズなど名前、次にロキソニンなどの商品名、Coxやプロスタグランジンなど生理的な作用機序など登場しますが、近年は一般向けにわかりやすい本が色々出ています。

南米は今度の渡航先と関係しています。
危険なイメージが強い国々ですが、それぞれに個性があり、また日本とも意外な交流があって歴史を紐解くと面白いです。
移民も多いようで、親日国であることも私の興味をひきつけています。

最後はシャーマニズムです。
これは世界各国の伝統文化で共通して見られるもので、簡単に言うと「日常の頭の中のおしゃべりを静めて、どこからか聞こえて来る小さな声を聞きなさい」ということに尽きます。
小さな声は本当の自分自身だったり、植物や動物の精霊の声だったり、大自然の声だったり様々で、部族のシャーマンたちは忘我の状態で風の動きを読んだり、骨のヒビ割れから運勢を読んだり、投げた石の着地点から病気を占ったりします。
これは「人と宇宙は相互に関係していてその動きは兆候として現れる」という考えから来ていて、中国では天人相関、英語だとホログラムと言います。
この理論は実はハリの世界でも使われていて、足ツボマッサージは体全体が足裏に反映しているという思想から来ていますし、韓国では掌で全身を治療する精緻な方法を編み出され、日本でも頭皮のツボだけで様々な病気を治す技術が開発されています。
私の治療も「気」の兆候を体で見出して参考にしていて、この意味ではシャーマン的な治療法だといえそうです。

このようなことを考えていると興味が尽きず、時間が足りません。