旅の衣類

持ち物は極力余分なものを持たないようにするために、予め持ち物リストを作って所有物を管理しています。新たに購入するときは、同種のものを処分するようにしています。

まず服の種類は、山登りなどで使われているアウター、ミッドレイヤー、ベースレイヤー、インナーの4つの概念を参考にしています。

●アウター
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アウターは一番外側に着る服です。
防水・透湿性能を持ったレインジャケット、厳冬期に着るダウンジャケットを数枚揃えています。
色は基本的には黒やダークカラーのものです。
これまでに使った服は、ゴアテックスソフトシェルを採用したアークテリクスのJavelin(S)とマウンテンハードウェアのManuver(S)、そして独自素材オムニテックを採用したコロンビアのPeak Ascent(XS)、マーモットのsouthampton(S)などです。
耐久性は4年くらいで裾などが擦り切れてきて、汚れも落ちにくくなるので、このあたりが交換時期だと考えています。
防水性能は2年くらいで表面の揮発性が落ちてきますので、市販のシリコン系の防水スプレーでメンテナンスします。
防寒用のダウンは別ページにまとめています。極寒地に居住し、バイクに乗っていたことから防水性能と防寒性能の高い服を愛用しています。

防水素材はメンブレンという薄い膜状のもので、耐久性の弱さを補うために、表地と裏地がつけられて3層になっているものが多くあります。
防水性能は通常ウェアにかかる水圧の強さで表示されていて、目安としては次のように定義されています。
30,000mm:大嵐 :GORE-TEX,Event
20,000mm: 嵐 :GORE-TEX、Triplepoint(lowe)、MemBrain(Marmot)
10,000mm: 大雨 :OMNI-TEC(Columbia)
5,000mm: 中雨 :Hurricane(Sierra),Texapole(wolfskin)
500mm: 小雨
ゴアテックスだと20,000mm以上の耐水圧があり、各社が独自開発した防水素材の場合はわかりにくいこともありますが、大体10,000mmあれば十分だと感じています。
実際に耐水圧が10,000mmのコロンビアのオムニテックでも、大雨に傘なしで晒されても平気なくらい防水性能がありました。

なお、実際に試着する場合はジャストサイズを探せるので問題ありませんが、通販を利用するときにはサイズ確認が死活問題になります。
特に海外ブランドは日本向けのものとサイズ設定を変えている場合があるので要注意です。
一般に、日本でのS(胸囲85)やM(90)と、欧米S(90)やM(100)とワンサイズ程度の差があります。
ロッジのWebサイトが作成しているサイズガイドと、日本サイズと2サイズほども差異があるコロンビアのサイズチャートなどが参考になります。私の場合はモンベルなど国内ブランドでMやL、ヨーロピアンだとSを使うことが多いです。重ね着を想定して、余裕のあるものを選んでいます。

また海外通販を利用する場合には到着まで10日ほどかかる他、別なコストがかかることに注意します。送料、関税、消費税です。
送料はアメリカからだと130-ドル相当の商品で52ドルくらいと安くはありません。
関税と消費税は、衣料で価格×0.6×(関税10%+消費税8%)ですが、商品価格16600円以内は無税です。

●ミッドレイヤー
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中間着は、厳冬期にはアウターの下に着込め、秋口にはアウター代わりに着ることもできる汎用性の高いものを選んでいます。
厳冬期のアウターの下に着込める厚手のフリースやソフトシェル、旅行時に携帯でき、いざという時にフリースの下に着込める軽量ダウンの2パターンを準備しています。
私が使ってきたのは、圧縮ウール素材を用いたibexのAtlasとcube、フリースはBlackDiamondのEverest、軽量ダウンはMountain Hard Wearのライトダウン(S,54)とユニクロのウルトラライトダウン(M)とPeakPerformanceのHal(S)、ソフトシェル系はibexのicefallとneve、HerryHansenのParamountなどです。サイズは中間に着るのでややタイトな造りのもの、特にインナーダウンは体にフィットするものを選んでいます。表記サイズだけで選びにくいものがあり、着用写真のフォルムが結構参考になっています。

●ベースレイヤーとインナー

ベースレイヤーは薄手のフリースやロンT、インナーはスパッツなど肌に近い部分で着る服です。
ベースレイヤーでは、春夏には長袖丸首、秋冬は長袖タートルの上に薄手のフリースを着ています。
インナーは秋冬に薄手のスパッツなどを肌着の上に着ています。
ロンTはユニクロのコットンロンTやDoubleDiamondのナイロンシャツ、インナーはユニクロのヒートテックとアウトドアブランドのものを使っています。
コストパフォーマンスに優れるのはユニクロですが、防寒性能ではアウトドアブランドに一日の長があります。
なお、旅先では下着類は3セットを準備し、滞在先で洗濯して着回しています。
シャワー時のお湯で簡単に洗濯でき、特に洗剤などなくても可能です。
詳細はこのサイトが参考になります。

●パンツ
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パンツ類は、ベージュに近いチノパンツタイプのもの、紺や黒のダークカラーのジーンズまたはコーディロイパンツを、春夏用と秋冬用で2×2=計4着を使っています。
春夏はリーバイス、冬季はユニクロの防風パンツとエディバウアーのフランネル裏地のものを使っています。パンツ類は大体、膝の辺りが先に擦り切れてきますが、ジーンズではDIYでカンタンに補修できます。このサイトがわかりやすく解説してくれています。

●その他
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シューズは防水素材でできた丈夫なものを使っています。
写真のものはブルックスという国産メーカーが作っているウォーキングシューズです。
底にクッション素材が入っているので長時間歩いても疲れにくく、ゴアテックスフィルムを内部に巡らした防水仕様なので大雨でも泥水の中に浸かっても快適に過ごせます。
またスニーカーのようにカジュアルすぎないので、汎用性が高く、カカトをつぶさないで履けて型崩れもしにくく、使い勝手もいいと思いました。
現在二代目が活躍していて、当面これを使い続けるつもりです。

服は日常と旅とで重なる部分があり、決まったスタイルや色を使った「制服化」と、ブランドを固定化した「定番化」を進めています。
このようなルールを決めると持ち物の数を減らせ、服選びに迷わなくなるのでラクです。