旅のガジェット

kindle
私にとって旅先ではインターネットは必須となっています。
列車の時間を調べ、ホテルに予約し、今いる場所を確認する。
またネットがあれば移動中は記事も読めるし、amazonで電子書籍も購入できます。
なのでパソコンは必携ですが、ノートパソコンは重いので、タブレットを使っています。
アマゾンの「キンドル」です。
これは高性能な割に安いのですが、それには理由がありました。
それはプログラムで機能を意図的に制限していて、amazonでの商品購入以外のことは使いにくい裏設定が組み込まれているのです。
そのためキーボードを繋ぎにくく、マウスは使えず、グーグルマップは読めず、映像も見ることができません。
その設定とはタブレットの権限者が所有者である私ではなく、売り手であるamazonとなっているためです。
なので今回この所有者を「私」に書き換えることにしました。
これはルーツ化と呼ばれ、破損のリスクと何かあっても保証を受けられない行為となりますが、今回購入後1年経ち、保障期間外となったことから導入を決意しました。

0.キンドルの自動更新を止める
前回、せっかくルーツ化に成功したのですが、キンドルの自動アップデートで所有権を取り返されてしまい、痛恨の失敗をしてしまいました。うかつでした、まずこれを先に止めなければなりませんでした。この機能のことをOTA(Over the air)というようです。

1.タブレットのOSをパソコン側から操作するためのアプリを入手する
まずルーツ化するには、タブレットで使うOSアンドロイドをパソコン上で操作するためのソフトAndroid ソフト開発キットのSDK(soft Development Kit)というのを手に入れなければなりません。
ここで無料で手に入れることができますので、該当するパソコン向けのものをダウンロードしました。
ネットで調べたところ、このSDKだけでもいいとあったのですが、いくらやっても起動しません。
調べたところ私のパソコンにはこれを動かすためのJAVAというソフトとの連携がうまく行っていないようでした。
手動で連携できるか試してみたのですが全然ダメで、結局全てが込みになっているeclipseというパッケージをダウンロードしなおすことにしました。
ここのサイトを参考にした結果、やっと起動に成功しました。

2.タブレットの権限をamazonから所有者に変更するソフトを入手する
1の作業でパソコン側からタブレットを操作できるようになりました。
なのでまず権限を変更するためのソフトをここで入手します。
この中にある「Root_with_Restore_by_Bin4ry_v36」をダウンロードします。

次にパソコンとタブレットを繋ぐためのソフトを入手します。
パソコンに装備されているUSB端末とタブレット側のものの企画が異なるため、パソコン側に新たにアプリをインストールして微調整をしなければなりません。
これがアンドロイドOSの修正ドライバのADB(Android Debug Bridge)というものです。
私はここで、Kindle_Fire_HD_ADB_Driversというものをダウンロードしました。
そしてキンドル側でもこのドライバを使うためにセキュリティを開いて、その中の「ADBを有効にする」をON(許可する)に変更しなければなりません。

これでパソコンとキンドルが繋がりました。
ようやくパソコン側にある「アンドロイドOSのルーツ化ソフト」を使えます。
しかし画面の指示通りやっても、うまく行った場合に現れるアプリ「SuperUser」というのが画面上に現れません。
色々調べると、新しいバージョンのものはどうやらQmenuという編集ソフトを使って更に権限化を進める必要があるとのことです。
ここここにあるソフトを更に2つ落としました。
そしてこれらに実行をかけて、ようやく「SuperUser]が現れました。
これでキンドルの実行権限は私に移り、好きなようにソフトをダウンロードできるはずです。

3.グーグルプレイの導入
まずキンドル内でのファイル操作用のアプリをインストールして設定します。
Google Services Frameworkをインストールするために、Kindleアプリストアにあるファイル管理ソフト「ESファイルエクスプローラー」をダウンロードしました。
ESファイルエクスプローラーを起動し、左ナビゲーションバーの「ツール」-「Rootエクスプローラ」-「R/Wマウント」-パス / と /System を RW(書き換え可) に変更します。
これで、ESファイルエクスプローラーでシステムフォルダに対してのファイルの読み書きが行える様になるので、間違って書き換えないように念のため、ルート設定はOFFにした方が安全です。
あとはGoogleServicesFramework.apkをインストールして上のESファイルでキンドルのシステムファイル内にコピーし、Vending.apkをパーミッションrw- r– r–(要するに644)で/system/apkにコピーします。
ここで一旦再起動し、最後にPlay.apkをインストール。
するとアプリ内にGoogle Playがいました。
あとはGoogle Playを立ちあげてGoogleのアカウントを設定すれば終了。
やっとできました。
ここまで1日1時間かけて丸四日、思ったよりはるかに苦労しました。
でもこれでようやくキンドルでアンドロイドのソフトが使い放題になり、グーグルマップが使え、ユーチューブも見られました。

もっとラクにできると思ったのですが、予想以上に時間がかかりました。
やっぱり自身の機械音痴を痛感します。