本読みの戯言

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時々、趣味の話を聞かれることがあります。
私の趣味は、鍼灸、読書、旅の3つで、「やりたいこと」と「やっていること」がほとんど一致している幸せを実感しています。
仕事が終わるとたいてい本を読み、休日も行きつけの喫茶店に本を持ち込んで読書三昧で過ごしています。
本は小説、エッセイ、実用書、雑誌、コミックなど何でも読みますが、その時々に興味を持った事柄について網羅的に読むことが多くあります。
また最近はインターネットでクオリティの高い文章に出会うことが多く、更に楽しみが増えてうれしい悲鳴を上げています。

そしてこうした合間に旅行に行っています。
旅行はただ出かけるだけだと面白くないので、鍼灸や地元の伝統医療を足がかりにして行き先を決めています。
異なる言語や文化に触れながら自身や日本を省みることはとても刺激になり、面白いです。
でも本当はそんな「理由」を越えたもの、そう、登山家が山に登る理由、そしてランナーが走る理由のようなもので出かけるのだと感じています。
つまり「ただそうしたいから行く」ということです。

また旅の延長にあるのが引越です。
未知の土地に住んで、そこを理解するにはどうしても数年は滞在しなければなりません。
国内ばかりですがもう10回くらいは引越し、だいたい一箇所につき長くて5年くらい住んでいます。
今は仕事や趣味を楽しみ充実した日々を満喫していますが、いつか「明日いる所はここではない」という心の声を聞いた時は、身の回りの荷物だけを手にして長い旅に出る日がくるのかもしれません。
それまでは、好きな本をたくさん読み、人体の深遠をハリを通して覗いてみたいと思うのです。

旅のトランク