世界の郵便事情

ここは個人的な備忘録としても利用していますので、海外の輸送方法についても書き残してみます。

海外渡航では現地の知人に大変お世話になることが多く、帰国後も手紙やクリスマスのプレゼントなどを贈ることがあります。

調べてみると色々とあるようですが、私は日本郵便の次のようなサービスを利用しています。

★ドイツ
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結構遠い国なので普通に送ると何でも高くなってしまいます。
私はエコノミー航空(SAL:Surface Air Lifted)便を使っています。
これは発送時点と到着時点を船便として扱い、配送自体を航空便で行なうというもので、本当の航空便よりは少し遅れますが、船便よりは格段に早いというサービスです。
コストは500g以内の小形包装物(こがた・ほうそうぶつ)で600円と、一般航空便の1000円~1800円という値段から見ると格段に安くなります。
他に薄いものを送るなら航空便の定型外で50gまでなら260円で送れます。

到着までの日数は5日~14日前後と幅があり、以前12月のクリスマスシーズンに送ったときには1月近くかかり、真面目なドイツの人から少し顰蹙を買ってしまいました。

記載方法は、差出人はAbs.(~から)で「左上」に、宛名は「右下」に次のように書きます。

An(~宛て)Frau(女性への敬称。男性はHerrn、家族はFam.) Ema Freystatter(氏名)
Riebenshuneider weg 70A(通りの名前と番地)
12345 Berlin (都市の名前)
GERMANY(ドイツ行き)

窓口で税関向けの申告書(Invoice)を英語で書く必要があります。

★台湾
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近いせいか送料は比較的安く、エコノミー航空便は設定されていません。

一般航空便で150gの荷物を小形包装物(こがたほうそうぶつ)便で送ったときは260円で7日で到着しました。詳細は郵便局のサイトですぐに検索できます。
課税価格(CIF:内用品価格+送料)が3000台湾ドル(8000円くらい)以下なら
免税扱いとなり、関税は掛からないようです。

普通に漢字で書いて届きますが、宛名に「先生(または女姐)収」「(自分の名前)寄」とか書くと礼儀上良いようです。

★ネパール
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郵便事情があまりよくない国で、品物が届かないことが何度かありました。
配送は地元の郵便局までで、自宅までは原則として配送されず、在留邦人は局内の私書箱を利用しています。
その私書箱でも一般郵便物は比較的届きますが、小包は荷物の抜き取りや窓口で不当な税金を請求されたり不快な思いをすることが多く、「一番確実なのは渡航する人に預けること」とはネパール在住の知人の言です。

滞在中は途方もない親切を受けることが多いので、こうした形でせめて感謝の気持ちを伝えることが出来れば・・と思います。

あと番外編として日本の国内事情についても追記してみます。

★日本
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慣れ親しんでいるこの制度は、世界でも類がないほど正確で手厚いサービスが提供されています。
近年は民営化で商品が増えて制度がわかりにくくなってきましたが、私が良く使うのは次のものです。

  1. クリックポスト
    A4サイズ、3cm、1kg以内のものを安く送付できるという新しいサービスで、ヤマトのメール便を意識して設計したと思われます。ポスト投函、追跡サービスがあり便利ですが、事前のネット登録、自分でプリントアウトした伝票の貼付が必須になります。欠点としては陸送のみで時間が1~3日と長くかかることです。
  2. ゆうパック
    ポピュラーな配送手段で安定性はありますが、サイズ制への変更以降は値上がりの傾向にあります。但し、はこBoonや法人契約による旧従量制運賃を継続していることがあり、これらのサービスにアクセスできるなら他の手段と比べても割安な運賃で送付可能です。
  3. 書留
    大切なものを送るときに使われる方法で、配達の記録が個別に残り、破損時の補償があります。普通郵便料金に加えて、次のような追加料金を払います。
    簡易(+310円、補償額5万まで)、普通(+430円、補償額10万まで)、現金(+430円、専用封筒+21円、補償額10万まで)の三種類があり、必ず窓口で手続きをし、封筒をその場でコピーされた受領証を受け取ります。