スウェーデン:髪の治療院

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スウェーデンで髪を切ってきました。
たずねたのはスウェーデンの郊外の駅から車で30分ほど行った所にある美容室です。
ただここは変わっていて、髪を切るだけではなく、マッサージやヒーリングも行なう「髪の治療室」であるのです。

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施術をして下さったシャスティンさんは60歳のスウェーデン女性。
やさしい笑顔で迎えて下さいました。
シャスティンさんは元々、普通の美容院を経営していたのですが、娘さんがアレルギーになったことをきっかけにして合成シャンプーや毛染め液を使わない自然派の美容を研究し、今の形に至ったとのことでした。

施術の流れは時間や効率とは全く無縁な、のんびりしたものでした。
昼前に到着するとシャスティンさんが作ってくれた軽食でお昼を一緒に食べます。
庭先で取れた野菜を使った素朴な料理です。
薄味のスコーン、野菜のチップ、パンプキンスープなどが並びました。
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それらを食べて、のんびり1時間ほど談笑してから「治療」に入ります。

施術ではシャスティンさんはまず、髪のマッサージをします。
髪を触りながら「ベジタリアンに近い食事ね」「ケミカルなシャンプーは使ってないのね」など話しかけてきます。
確かに私は少食で肉は少ししか食べないし、髪は石鹸シャンプーかそれすら使わない湯シャンです。
彼女は髪を触るだけでそうしたことがわかるようでした。
そして次に、エネルギーカットと呼んでいるカットをします。
これは髪の気を読みながらトランス状態に近い意識でカットしていくというもので、この段階に入るとシャスティンさんは喋らずに黙々とカットしていました。
そしてその後に、髪と全身のバランスを整えていくということで、髪のカットが終わってから、足と腕のマッサージもしてくれました。
途中で気持ちよさに意識が何度も遠のき、気づいてみると3時間ほどがあっと言う間に過ぎ去っていました。
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あまり髪型のリクエストは言わなかったのですが、鏡を見ると希望通りの髪型で、またカラダがすっきりとしていました。
そしてまたハーブティーでお茶をして帰るときには4時過ぎていました。
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このような感じで、北欧の地で贅沢な時間を過ごしてきました。
異国の地で髪を切るのは初めてでしたが、とても不思議な経験でした。
スウェーデンも中々奥が深そうな国です。