肩関節周囲炎

肩コリ
60代の女性が、朝起きたら、左肩から上腕にかけての痛みが激しく、肘を曲げる動作、水平にしたまま外に開く動作、腕を上げる動作ができなくなったと来室されました。
肩から上腕にかけて少し熱感があり、慢性症状や筋肉痛に特有の筋のハリは出ていませんでした。
気の滞りは肩~腕全体にいくつもある感じがしてはっきりとはしませんでしたが、ツボを探してみると炎症特有の反応がいくつかありました。

治療後は肘を曲げる動作ができるようになり、全体的な痛みが10→8くらいになりました。
急性症状が強いので直後効果は少ないですが、ハリの効果は続いていて翌日以降に軽減していくことを伝え、二日後に来ていただくようにご案内しました。

二日後に二診目となりました。
翌日までは痛みが続いたものの、二日目の朝は痛みがほとんど消え、動作時痛があるものの腕を上げる動作などほとんどできるようになったとのことでした。
気の滞りは肩口にあり、触診でかすかに感じられるハリを取っていくと痛みはほぼなくなり、動作もスムーズにできるようになったので略治としました。

今回は炎症と痛みの強さから、石灰が肩関節に沈着して生じたものではないかなと考えています。
ガマンできないほどの強い痛みが出た場合は病院でステロイド入りの局所麻酔を注射してもらうのもいいですが、鍼灸でも効果がありますのでこんな時にはお近くの鍼灸院をたずねてみて下さい。